粉砕少女

真っ白な制服が痛々しくて　目を瞑ると辿り着いた狂気　粉砕機に吸い込まれた私たちは　愛しき人たちの夢の中で揺蕩う　夜の闇にうねり　狂った万華鏡のよう　ああ　どこかで笑ってる　何度も繰り返す吐息　心の傷痕を隠して泣けずに　粉砕機に巻き込まれた私たちは　命を燃やして踊るだけだ　激しい時間が　私たちを揉みくちゃにする　ああ　誰か私たちを止めてくれないか